大館曲げわっぱ 丸一段重・二段重・三段重(6寸/白木)
- 商品詳細
曲げわっぱの美しさ・使い易さが本物志向の方に愛され、多くの方々にご愛用いただいております。
【サイズ】
・一段重:183φ×47mm,900cc
・二段重:183φ×94mm,1800cc
・三段重:183φ×135mm,2700cc
家族や親しい仲間とかこむ食卓に、優しい木の風合いがなごみの時間を演出します。
お花見などの行楽・お節やおもてなし用の器としてご利用ください。 |
曲げわっぱが出来るまで!
■大館工芸社ショールーム 予約すれば見学出来ます。 店内には作品の数々。 |
■工房の中 杉の木の香りがしています。 ここで作業が進んでいきます。 |
■工房の中2 作品が出来るまでには沢山の工程が待ち構えてます。 |
■秋田杉の選別 秋田杉は曲げわっぱには最適な柔らかな木です。 |
■曲げわっぱになるのを待つ木。 白い部分は柔らかすぎるので使いません。 |
■茶筒 ここでご紹介している茶筒を一つ一つ手作業で作っています。 |
■曲げわっぱ風呂(?) 曲げわっぱは最初に木をこの70〜80℃のお湯に入れて柔らかくして形を作っていきます。 |
■自然にやさしい 勿論、燃やすのは廃材。 杉の木は無駄にしません。 木に、自然に感謝。 |
■木型 おべんとうばこの木型です。これにお湯で柔らかくした木を巻きつけて形を作ります。 |
■おべんとう箱になる途中 完成間近! どうですか? 木型に実際に木を巻きつけて作ったものです。 |
■木を磨く どれも少しずつ色合いや形、木目が違いますので、それを上手に組合わせるように作ってゆくところは職人技。勿論、すべて手作業。 |
■職人技 沢山の曲げわっぱの型があります。 勿論、オーダーメイドのご相談も承ります。 |
秋田民謡の『秋田音頭』にも謡われている、大館曲げわっぱ。
関ヶ原の戦い後、佐竹義宣候が水戸より秋田へ禄高を減らされ移ってきたとき、領内の民は窮乏が激しく、その日の生活に困るものもおりました。当時杣夫(そまふ)が杉の柾目板を割って、曲げ物の器を作りそれを弁当として利用していたのを見て、大館城主佐竹西家は領内の豊富な秋田杉を利用して、窮乏を救うため下級武士達に命じ副業として、曲げわっぱの製作を奨励したといわれています。また、農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたといいます。製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれました。江戸時代末期から近代にかけて職人たちが技法を受け継いできましたが、プラスチック製品の出廻り等により他産業への転向が相次ぎました。現在では、曲げわっぱの美しさ・使い易さが本物志向の方に愛され、多くの方々にご愛用いただいております。
取り扱い方
■秋田杉は柔らかい素材です。手荒な扱いをすると破損の原因になります。
■使用中に表面の塗装皮膜を箸などで強く傷つけると水垢等の汚れが沈着し、シミが出来ますので丁寧にお取り扱い下さい。
■使用後はお湯または水で汚れを綺麗に洗い流し、必ず乾いた布でよく水分を拭き取って下さい。また、湯水に長く浸したり、固い物と一緒に洗わないで下さい。
■保管の際には火の側や直射日光の当たる場所は避け収納して下さい。
■磨き粉やタワシ等は皮膜に傷をつけますので使用しないで下さい。
よくある質問
Q.洗剤で洗ってよいですか?
A.ウレタン塗装の場合は毎日洗剤を使って洗って下さい。
ただ、無塗装の場合は洗剤を使用しないで下さい、洗剤の色が着いてしまいます。
Q.曲げわっぱの器の底が黒くなってきました。何故ですか?
A.箸などで底を突いたりすると塗膜がとれて水が入り黒ずんできます。
黒くなった部分は塗りなおしても全くなくなることはありませんのでご了解下さい。
(曲げわっぱは使っているうちに色が黒くなってゆくものです。そういう器であるのだとお考え下さい)
Q.電子レンジでの温めはOKですか?
A.駄目です。食器乾燥機も駄目です。
Q.油物や色の濃い食べ物を入れても大丈夫ですか?
A.塗装しているものは大丈夫です。
無塗装のおひつなどは吸収して色がつきます。
ご注意
こちらの商品は、在庫の確認が必要となります。
ご注文後、在庫を確認しメールにてお知らせいたします。
在庫がある場合には、ご注文日から数日で発送となります。
大変ご好評いただいている商品ですので、生産が間に合わない場合は
1ヵ月ほどお待ちいただく場合もございます。
製作状況によりお知らせした納期より遅れる場合もございます。
一つ一つ丁寧に製作しておりますので、何卒ご了承下さいませ。
ご贈答用の場合には余裕をもってご注文くださいませ。
大量注文の場合には、お時間がかかりますのでご相談くださいませ。
制作に利用する杉の木の色や木目はそれぞれ違います。
また、サイズにつきましてもミリ単位の誤差が出る場合もございます
のでご了承ください。